86枚目 マスク自由化について
みなさんこんにちは。
ミスベティー代表の白川です。
3月13日からマスクの着脱が自由化?されましたね。
そもそも日本では、マスクの着用義務化をする法律が無く、今までもこれからも、個人の自由な訳ですが、なんだか義務みたいな扱いで、ついには自由化宣言が出てしまいましたね。
まずは、ミスベティーの会社としての対応について書きます。
店舗としては、県のコロナ対策方針に従って運営してきました。その中に、「従業員・顧客にマスク着用を要請する。」という文言がありましたが、この部分が13日から削除されています。
つまり、個人の自由という訳ですね。
県のコロナ対策変更通知は、書面だったので、しっかり読み解いていなかったり、スタッフへの周知がされていない飲食店もまだあると思います。
マスク無しで入店すると、店員さんがビックリする場面もあるかもしれません。
ミスベティーとしては、従業員もお客様もマスク着用は自由です。コロナ前の社会では、花粉症や風邪ひいている人はマスク着用していたアレに戻る感じです。
ただし、催事販売などは、施設のルールがありますので、その施設のルールに基いてマスク着用をしています。
あと半年くらいすると、施設側もマスク着用ルールを撤廃されるかもしれませんね。
もう覚えている人もいないと思いますが、本来接客業では、マスク着用をしていると怒られるのが常識で、コロナが流行だしてマスクを着用したい従業員が会社と揉めたなんて飛んでも話もあったくらいです。
次に私個人のスタンスとしては、「元の日常を取り戻す」 「世界基準で考える」 「科学的に意味のある感染対策をする」 「子どもへの教育的影響を考える」
以上の観点から13日以降、普通にコロナ前の生活をしています。
さすがに、換気が悪く、人が密集している所や、高齢者が多い場所ではマスク着用をするので、まだ車には、マスクが箱で積まれています。
テレビなどで報道されているように、マスク付けない人は全体の1割から2割くらいだそうです。
元の生活に戻るには、まだしばらく時間がかかりそうですね。
科学的に全く意味の無い場面でマスクを着用し続けることが、本来は異常であることを、子どもたちに示すことは、責任ある大人の行動だと私は考えています。
コロナウィルスの終了宣言ではないので、引き続き感染症対策はコロナ前よりも慎重に行う必要があります。
この辺のメッセージが曖昧なのがちょっと気がかりではありますが、行動制限を意識した、経済的影響はもういい加減に終わっても良いと思います。
現に3月に入ってからのお客様の動きを色々な事業者に聞いていますが、2019年のコロナ前の水準にまで戻っています。
売り上げも2019年の水準を少し上回る勢いで推移しているので、本当にありがたいです。
行動制限とカフェ営業の休業要請から始まり、なんの補填もない中、行動制限によって売り上げが激減。従業員を安心させる為、雇用調整助成金を活用しながら、借入金を活用して3年間耐え続けてきました。
すでに借入金の返済は始まっています。
国の支援が十分だったかと言われれば、不十分としか言いようがありませんし、コロナ対策による責任を事業主に負わせる国の姿勢に対して怒りすら沸いてきます。
しかし、それでも会社を継続して従業員の雇用を守る責任がありますので、経営者としてどんな過酷な環境でも売り上げを上げ続ける道を模索しています。
コロナ禍と物価高でも、ミスベティーワッフルを気に入ってくださり、応援して下さるミスベティーファンのみなさんには、本当に感謝しています。 毎日すごい数のワッフルを製造して、販売出来ています。
それでも、3年間分の負債は相当な金額に膨らんでいます。3月の今、やっと経済が回り出しただけなので、これからその負債分を返していかなければなりません。
マスク自由化でコロナ禍が終わった訳ではなく、企業にとっては、ここからが本当の戦いになります。