120枚目 催事販売について

みなさんこんにちは。
ミスベティー代表の白川です。

前回のコラム更新からずいぶんと時間が空いてしまいました。
11月は比較的時間の余裕があったのですが、11月末から一気にバタバタし始めて、気が付けば中旬になっていました。
この間に色々な出来事があり、コラムに書きたいイベントなどもたくさんあったのですが、時間的余裕がないので、割愛しました。
想い出を文章にまとめて、写真つけて更新するのって結構労力がかかりますよね。

さて、そんな状況下でも書きたかった内容は
「催事販売」についてです。

ホームページのイベント情報にあるように、ミスベティーでは1週間に2つの催事場に出店しています。
すべて自社スタッフで製造して、自社スタッフが売りに行っています。
これはコロナ禍が始まり、行動制限が出始めた2019年からスタートして、2020年に現在の1週2催事が確立されました。
コロナ禍では、お出かけが出来ないため、地元のスーパーなどで他の地域の物を買える催事販売が大変喜ばれ、コロナ禍でも安定した売り上げを上げることができ、なんとか現在までミスベティーを続けてこれました。

しかし、今年に入り、物価高の影響や経済対策の不足、インボイス制度の実施など、景気を後退させる要因が続き、実体経済が勢いを無くしたことで、スーパーなど家庭消費の場での販売が軒並み苦戦を強いられています。
特に10月以降の売り上げの減退が凄まじく、出店するだけ赤字の状況が続いていました。

原材料高騰につき、販売価格を上げないと、どうしようもない。消費者もそれを受け入れている。というニュースが今年の始め頃は多かったですが、最近は物価高で家庭生活が大変。お値打ちな商品は!?という内容に変わって来ています。
私の個人的感覚でも、上がった売価を受け止めきれず、嗜好品から買い控えている印象を受けます。
コロナが5類に変わったあたりでは、リベンジ消費で結構動いていたのですが、それが落ち着いてきた10月にインボイス制度の導入で、トドメを刺された感じでしょうか。

そのような状況下で、催事販売を長年支えてくれたスタッフが、高齢の為、退職することになりました。
スタッフも不足し、利益も出ない状況が続いているため、2024年1月からは催事販売を週1出店に変更致しました。
簡単に言えば、事業縮小ですね。

縮小した売り上げ分を確保するため、ミスベティー本店の運営も効率化を図ります。
後日お知らせページでご案内しますが、営業時間の変更や一部サービスの休止など、あまり良いニュースとは言えないかもしれません。

催事商品の販売価格について
ミスベティーファンのお客様から「催事先で販売価格が違うのはなぜ?」というご意見を頂くことがあります。
催事場所ごとに場所代が違い、売り上げのパーセントだったり、1日5000円だったりします。
出店料が安い場所では、それを商品に還元しているため、売価を安く設定しています。
逆に出店料が相場よりも高い場所では、販売価格を上げたりしています。
また、購買意欲やミスベティーの知名度に合わせても変動することがあります。
一物一価の価値観を持たれているお客様が多いのは承知していますが、場所や時期、購買意欲に合わせたダイナミックプライシングの考え方を受け入れて頂けるとありがたいです。

基本はミスベティー本店でお買い上げ頂くことだと思っていますので、催事販売では色々とチャレンジした内容を続けています。
価格が安定しないなぁって感じられると思いますが、どうしたらこの状況下で利益を出せるのか、ミスベティー側の不細工な足掻きだと思って応援して頂けると嬉しいです。