4.5枚目 モーニングサービス実施について
みなさんこんにちは!
今回は4枚半目という不思議なタイトルになっています。
このコラム記事は、事前に書き溜めた物を毎週金曜日に投稿されるようにして更新しています。
急ぎで伝えたい内容や期間限定の企画などがある場合は、金曜日を待たずに半切れとして記事を投稿します。
今回急ぎでお伝えしたい内容が
「モーニングサービスの実施について」です。
お知らせページをご覧頂くと分かるのですが、6月21日(月)から平日限定でモーニングサービスを実施致します。
本来7月からのサービスリリース予定だったのですが、色々な事情が絡まり21日からスタートと早まりました。
今回はモーニングサービス実施までの裏側などをお話したいと思います。
今回のお話の要点(長くなる時は目次みたいに登場します)
①過去にモーニングサービスやっていたよ
②なんでまた再開?
③今回のモーニングサービスは一味違う
④みんな食べに来てね!
①ミスべティーとモーニングサービスの歴史
2011年6月20日にミスべティー本店がオープンしました。
オープン当初からモーニングサービスを実施しており、とてもお値打ちでボリュームもあり大盛況でした。
今でも「ミスべティー モーニング」で検索をかけると沢山の写真やブログの投稿を見ることが出来ます。(沢山の投稿ありがとうございました。)
しかし、あまりにモーニングサービスが人気となり、お店の運営がモーニングサービスだけに取られてしまい、本来のワッフル製造販売業が回らない状況になっていきました。
さらに、モーニング屋さんというイメージが付き、お店でのテイクアウトワッフル販売と午後からのカフェ利用が伸び悩み、いわゆる 薄利多売状態で収益性が悪化する一方でした。
そこで思い切ってモーニングサービスを休止し、収益構造の健全化を図っていったわけです。
モーニングサービス休止から1年間は朝一番でモーニングを注文される方が途切れませんでした。(その節は折角ご来店頂いたのに申し訳ありませんでした。)
催事販売などを強化し、ワッフル販売に力を入れ、少し収益構造が健全な状態になったので、値段を上げた状態でモーニングサービスを再開した時期もありました。
モーニングサービスが無くなったことをやっと周知出来たタイミングで、また再開ということになり、やはりお客様からの指示を得られず 中途半端になりました。
この時、さらに催事販売を強化して、製造量を増やし続けていた時期ということもあり、スタッフの接客サービスに対する管理が行き届かず、お客様からのクレームも多い時期でした。(暗黒期と呼んでいます)
収益構造は改善出来ても、お客様との信頼関係が築けないようでは、お店として価値がないと思い、思い切ってお店の営業日を金土日だけに絞り、スタッフの教育や経営管理を強化する時期を作りました。
お客様から見たら、①モーニングサービスやってない ②スタッフの質が悪い ③落ち着いたと思ったら、お店週末しか営業していない という無茶苦茶な状態でした。
そんな状況でもミスベティーを見捨てずに支持して下さった常連のお客様に心から感謝しております。
そんな状況で少しずつスタッフの教育を進め、平日の全面営業再開が叶ったのが昨年です。
そこからコロナ禍に突入し、これまで販路を伸ばしていた催事販売などが軒並みダメになっていきます。
②コロナ禍で際立つ店舗の重要性
外に出て売上を立てることが難しくなっていく中で、ミスベティー本店の売上だけは安定していました。
地域のお客様がミスベティーの事を気にかけて下さり、積極的にお店を利用されているのだと思います。(いつもありがとうございます。助かっています。)
やはり、本来は自店の売上規模を伸ばしていくことが重要だと改めて気付かされました。
ミスベティーのコンセプトの中に「地域の食文化」というワードがあります。
ミスベティーのワッフルが地域の方にとって日常となれるように、子どもたちへのワッフルの無料配布などを実施しています。
喫茶・カフェという側面で見た時に、地域の食文化と言ったら「モーニングサービス」
これは東海地方の住民なら誰もが納得する食文化だと思います。
ブランドロゴを変え、店内の内装を新しくした 生まれ変わったミスベティー本店として、喫茶・カフェの「地域の食文化」に挑戦したい
そんな想いが強くなり、懲りもせずモーニングサービスの提供を企画するに至りました。
③過去の経験を活かして 継続的なサービスを企画
開業から10年を経過するタイミングで奇しくもまたモーニングサービスに帰ってくることは考え深いものがありますが、
過去にお客様に散々ご迷惑をおかけした経緯がありますので、とても慎重にサービスを企画していきました。
そもそも過去の失敗は以下の反省点があります。
・地域の相場を意識して収益性よりも価格やボリュームを訴求し過ぎた
・スタッフ教育を疎かにし、商品を提供するだけになっていた
・お店の柱が無い状態で、収益性の悪いサービスを柱としてブランド形成を進めてしまった
上記反省点を踏まえ、今回のモーニングサービスでは、下記の3つを大切にしてサービスを作っていきました。
・価値のあるサービスを継続可能な価格で提供する
・お客様のワクワク感を大切にし、スタッフの接客や提供する器、店内の雰囲気などを統一感のあるサービスでブランド形成を進める
・お客様と一緒にサービスを作っていく「変化する姿勢」を持つ
モーニングサービスを実施する前に、インスタ上でアンケートを取ったところ、モーニングも期待されていますが、実はランチもミスベティーに期待されている事が分かりました。
10年前と比べて、モーニング全盛期というイメージも無く、新しいお店では800円台のモーニングサービスが普通に見受けられる時代になりました。
少し遅めに来店してランチ代わりに食べるブランチスタイルなども定着してきたように思います。
これはモーニングとランチの境目が無くなって来ているように思います。
今回リリースするモーニングメニューもそんな変化するライフスタイルに合わせた物を用意しました。
①消費者がSNSで発信する時代になっていますから、提供された商品が写真映えすることを計算して、盛り付けやお皿にこだわりました。(お皿は美濃焼で今話題のメーカーさんらしいです。)
②お客様がご自宅でミスベティーモーニングが再現できるように、アレンジメニューのパンフレットを用意しました。(モーニングに使われているワッフル生地は店頭で購入することが出来ます。)
③サービスのクオリティが下がらないように平日限定のサービスにします。(いずれ土日もやりたい)
④ランチ代わりに食べて貰えるように13時まで提供します。
④メディア掲載情報
「フリーペーパー mintoup 7月号」にモーニングメニュー掲載 ※クーポンポータルサイト フリモとの連動企画です。
モーニングメニューご注文で、ワッフル20%off券が貰える電子クーポンを掲載します。
とても長い記事になりました。。。
21日からのサービス開始に向けて現在POP作成など 慌ただしくしています。
スタッフもまだまだ新しいサービスに慣れていないので、しばらくの間は提供にお時間を頂くこともあると思います。
比較的時間に余裕がある時に、ご来店頂けると嬉しいです。
それでは21日からのモーニングサービスをお楽しみに!