61枚目 関ヶ原中学校での授業②
みなさんこんにちは!
お盆明けてからも、バタバタと忙しく、コラム更新が不定期になりつつあります。
ワッフル屋さんですが、色々と活動を続けているうちにコラムで書きたいことがたくさん出てきて、気が付けば61回もコラム書いてます。
毎週金曜日の更新を目標としていますが、まずは継続して書き続けることを大切にしていきたいと思います。
さて、今回は関ヶ原中学校とのコラボ企画の続報です。
49、51枚目のコラムで書いた内容の続きです。(興味がある方はぜひアーカイブを読み返して下さい。)
ざっくり状況を説明しますと
①ミスベティー側から関ヶ原教育委員長へ商品開発の授業をやりたいと直談判
②関ヶ原中学校の1年生の総合学習の時間で授業をすることに
③6月の第1週に最初の授業を開始(51枚目の内容)
④そこから、色々と授業をやりました。(後述)
⑤生徒が書いた商品ラフ案を基に地元住民の協力を得ながら、関ヶ原産の材料を確保←今ココ
⑥9月最初の授業で、開発した商品の発表
⑦次の授業では、実際に商品の試作品を実食 地元有志の方にも来て頂き、試作をブラッシュアップ
⑧商品開発と並行して、10月15日16日の関ヶ原フェスタで販売予定なので、販売方法の授業も進める。
⑨関ヶ原フェスタで、生徒が実際に売り場に立って販売
⑩お祭りで売っただけではなく、その後の関ヶ原町の継続的な魅力づくりとして、販路を広げていく。
⑪継続した販売の中で、自分たちの開発した商品がどのように地域に影響を与えていくのか、観察する。
以上が全体の流れです。
51枚目で書いた、第1回の授業から、これまでにどんな授業をしてきたのか、下記にまとめます。(写真は諸事情により撮影出来ていませんので、文章だけ)
①自己紹介 授業の目的と大まかな流れ
②実際に授業スタート「関ヶ原町の魅力発見 ブレインストーミング」
③見つけた魅力や課題を他の班との共有して、新しい魅力を発見しよう「他者の考えを受け止める 自分たちの考えを伝える」
④集まった意見を各グループごとに方眼紙にまとめ、似たような意見をグループ分けして、全体像を掴む 掴んだ全体像をみんなの前で発表する。
⑤掴んだ全体像を基に、実際に商品開発フェーズに入る。 商品開発の手順を説明
⑥生徒一人一人が商品ラフ案を作成
⑦各班で1つの案になるように、ラフ案を共有
⑧各班から上がった内容 生徒一人一人が書いたラフ案 両方をチェックしながら、担当の先生方と開発商品を選定
ここまでで7回くらい関ヶ原に行って授業をしました。
一時流行った、高校生の商品開発企画みたいなやつだと、
いきなり⑥からスタートしていたので、開発された商品もただ、地元の物を使用しただけの商品になりがちで、地域に対する影響力や、継続性に課題がありました。
私自身、その一時流行った時に商業科の先生として講師に行っていましたので、その時の反省を込めて、今回に授業に臨んでいます。
地域の魅力や課題を整理しながら、地域の将来をイメージしながら開発された商品は、地域に対する影響力や継続性が生まれやすいと考えます。
また、商品開発を受けて側の企業が全部やるのではなく、地域住民主導で進めることで、地域全体の関心事になり、より一層影響力が増すと思います。
⑦の授業が1学期最後だったのですが、そこから夏休み期間中に
1 先生方と開発する商品を選定
2 関ヶ原町出身のミスベティースタッフがすごい勢いで4つのラフ案を試作
3 関ヶ原地域振興課を訪問して、現在の活動を報告
4 商品開発に必要な食材を求めて、地元住民の協力を得ながら、地元商店を訪問
5 使用食材の中で名前が上がることが多かった、和菓子屋さんの松野屋さんと一緒に生徒のラフ案をブラッシュアップ
以上の5つのことを進めていました。
ミスベティーは一年で一番8月が忙しいので、正直かなりしんどかったですが、なんとか松野屋さんと協同開発まで辿り付くことが出来ました。
ここまで書いてきて、一体どんな商品になったのか、興味があると思います。
実はまだ、生徒たちにも秘密の状態です。
9月2日の授業で開発商品を発表したいと思いますので、このコラムでの先行発表はありません。
続報をお楽しみください。