65枚目 おいしいカボチャ餡が出来ました
みなさんこんにちは!
ミスベティー代表の白川です。
今回はカボチャについてお話したいと思います。
10月の新商品で、ハロウィンをテーマにした「ハロウィンワッフル(キャラメルパンプキン)」を販売開始しました。
この商品に使用されているカボチャ餡は、揖斐郡産の九十九里カボチャと言われるちょっと変わった品種の物を使っています。
九十九里カボチャは、色が少し暗く、ツルツルとした見た目が特徴で、大きい天津甘栗みたいな感じです。
名前の通り、栗のように甘みが強く、ホクホクとした食感が特徴です。
とてもおいしいカボチャなのですが、生産農家が減少し、揖斐郡では生産されている農家さんは1件だけだったかな?(うろ覚えです。)
揖斐郡の小学生の給食に使用される程度の生産量で、一般流通はほぼ無いと言われています。
そんな貴重なカボチャをなぜミスベティーが餡に使用するくらい大量に仕入れることが出来ているのかというと、
JAの職員さんで、地産地消と地域振興に協力的な方がいらっしゃり、その方が気を利かせて九十九里カボチャを確保して下さいました。
在庫分を一括購入させて頂き、大垣の松下製餡さんの下へ持ち込みました。
蒸したカボチャを皮ごと潰し、白餡と混ぜて作ったカボチャ餡は絶品です。
10月はハロウィンワッフル、11月以降はカボチャ餡を使用した別のメニューを販売予定です。
カボチャ餡が無くなり次第終了となります。
ここまで書いてきたように、季節ごとに地域の食材を使用したメニューを提案しようと思うと、生産者さんから、加工業者さんまで多くの方のご協力があって初めて成り立つことが分かると思います。
関係各所への丁寧な人間関係の形成を続け、季節のメニューを開発する意欲を持ち続けないと、なかなか地産地消商品をリリースすることは出来ません。
テレビなどで盛んにSDG’sと言われていますが、上記のような、目に見えない地域の方一人一人の想いがもっと大切にされてもよいのではないかなって最近感じます。
見た目だけの分かりやすい「やってます。」アピールではなく、もっと生活に根付いた一人一人の心がけの部分や、地域の大人たちの努力が一番SDG’sを体現していると思います。
来年も九十九里カボチャの生産を続けて頂けることを祈るばかりです。