104枚目 夏のミスベティーについて

みなさんこんにちは。
ミスベティー代表の白川です。

相変わらずバタバタしていまして、コラム更新が不定期更新となっています。
そもそもなぜバタバタしているのか。

それは、単純に業務量が多く「忙しいから」です。

夏に忙しい洋菓子屋も珍しいと思います。
ミスベティーでは、アイスワッフルやクレープなどを製造しており、各地観光地や遊園地などに納めています。
そちらの商品の製造に追われつつ、普段の店舗運営業務と催事販売業務を冬場と同じ人員で乗り越えています。

今年は、無人販売のスイーツショップが全国各地で展開されているらしく、そちらの企業様からの問い合わせが数件あり、一度に300個ほどの商品をご依頼頂いて、配送するという流れも続いています。

アイス商品の良い所は、朝の生ワッフルの出荷が終わった後、お客様の来店待ちの時間を活用して製造できることですね。
常に製造に追われつつ、お客様のご対応をしつつ、催事商品の製造やご予約の対応をこなしていくと、一切のムダが無く働き続けることが出来る訳です。
生産性の高い職場環境が構築されます。

よく補助金の申請などで、生産性の向上に繋がるか?みたいな項目を記入することがあるのですが、生産性の向上に資する一番の要因は強い需要があることだと思っています。
簡単に言うと業務に追われている環境ですね。 需要が弱いから製造した商品が余ったり、製造制限をして、スタッフが暇したりするので、強い需要環境をどうやって作るのか。
そのあたりの議論と補助金の申請に理解を得られると良いと常日頃思っています。
※補助金が示す生産性とは、人件費をかけず、一時間当たりの商品製造数量の向上を目指すことです。 物が売れる前提での補助金ですから、そもそも企業の実情とあっていないと考えます。

話が逸れました。 夏は忙しく、生産性が良い職場環境を構築出来ているので、経営者としては精神的に少し楽です。というお話でした。

従業員的には、暑い中 隙間なく働かされて大変でしょうね。 製造に追われて精神的にも追い詰められていきそうです。
繁忙期でもミスベティースタッフは月9日~12日のお休みを確保しています。
お盆などは連勤が続きますが、夏の始めや終わり頃はお休みが多いです。 
たくさん働いて、お休みの日は夏のイベントに参加できるような日程でシフト組んでいるので、それなりにスタッフのみんなは夏の思い出を作れていると信じています。

私は取引先への納品があるので、夏の間は常にアイドリング状態でスタンバイしています。
納品があるときは朝の6時前にはお店を出ないと間に合いませんので、必死です。 注文も夜の9時頃に入るので、電話待機が常です。
もちろん、商品の製造も間に合っていませんので、隙間時間にはお店に入ってワッフルを焼いたり、ゼリーを煮たりしています。

私は根っからの商売人ですから、利益が上がっている忙しい状況ですと、倒れるまで働きます。
一年の内、明確に需要が付いて、売れる時期というのは、ほんの数日です。 そのチャンスを逃しているとアッという間に会社は倒産します。
年間通して、平均的に需要が強いと良いのですが、地方で商売している以上、そう贅沢なことも言っていられません。

毎週各地で夏まつりが開催されています。そのような場に出店されているお店さんなどは、私と似たような精神状態なのではないかと思います。

バタバタの日々を過ごす中でも、色々な出来事が起こります。コラムに書きたい出来事がたくさんありました。
お盆が終わったら少し落ち着けると思いますので、少しずつ投稿していきたいと思います。