159枚目 近況まとめ

みなさんこんにちは。
ミスベティー代表の白川です。

前回のコラム更新から色々とあったので、ダイジェスト形式でご報告
①恵方巻・バレンタイン企画立案
②ストロベリーフェア企画立案
③フードバンク交流会
④子ども園ワッフル無料配布
⑤材料費高騰と値上げについて

①恵方巻ワッフル
ミスベティーの恵方巻ワッフルもやり始めて3年目になり、そろそろ定着してきた感があります。
今年は海苔が不足していて、スーパーでも買えない。あってもめちゃ高いというニュースを見ました。
自宅で手作り恵方巻を作る我が家ですが、海苔が手に入らないと今年はちょっと無理かなぁって。ニュースを見て思いました。
同じように恵方巻を断念する方も多いのかなって思い、海苔っぽい恵方巻ワッフルがあれば、節分を楽しめるのでは?と閃きました。
たまたま別のコラボ企画で手元に竹炭パウダーがあり、すでにブラック生地のレシピが出来上がっていましたので、すぐに形となり、リリースすることが出来ました。
このコラムを書いている2月3日時点で、例年よりも多くの恵方巻ワッフルが動いているので、企画は成功だったと感じています。
恵方巻ワッフル

②バレンタイン企画
例年ミスベティーでは、バレンタインに力を入れないのが常となっています。
なぜなら、他のケーキ屋さんの力の入れ具合に負けてしまい、そこで競うだけのリソースを持ち合わせていないからです。
しかし、ミスベティーにしか出せない魅力があるのも事実。 需要の隙間を狙ったスポット的な活躍を見せる商品企画を提案するのがプロだと思います。
今年は、バレンタインギフトセットと称して、2個セット 6個セットのギフトボックスに入ったセット商品をご用意しました。
職場や友人宅に持っていく手土産に、少しバレンタインの季節感を足したような、手軽なプレゼント感覚で購入頂けるセットになっています。
バレンタインギフト

②ストロベリーフェア企画立案
昨年、私の思い付きからスタートしたストロベリーフェア。
思いのほか好評で、2月3月の売上が例年よりも多かったです。それに味を占めて今年も開催します。
詳細はミスベティーお知らせページに掲載しますが、基本的には「ストロベリーモンスターワッフル」の販売と店内使用する苺商品の苺の量が1.5倍になります。
物価高の影響で苺の仕入れ価格も上がっていますので、この企画で大丈夫なのか。不安で仕方ありませんが、逆を言えば、お客様も苺が高くなっているので、思いっきり食べる機会が減っているという事。
厳しい時代に楽しいことを提供するのがお菓子屋さんの仕事だと思いますので、思い切ったサービスを提案したいと思います。
ストロベリーフェア

③フードバンク交流会
前回のコラムにも書きましたが、2月1日にフードバンク交流会がありました。
店頭にチラシを置いたりして、新規の参加者が現れないか、期待したのですが、大野町からは私と普段活動して下さっている方の2人だけでした。
クローズドな組織というわけではないのですが、活動内容が重いテーマを扱っているため、閉鎖的な印象を与えているのかも知れません。
また、活動されている方のほとんどが、65歳以上の方で、リアルな繋がりで組織が広がっている反面、SNSなどのWEB上での交流がほとんどなく、現役世代が目に見える形でどんな活動をしているのか
情報を掴みにくい点もあると思います。
大野町からの新規参加はありませんでしたが、他の地域の方でフードバンク活動がどんな物か知りたいと、まったく手探りの状態で参加して下さった方もいらっしゃいました。
個人的には、SDG’s教育などで、若い世代ほど関心が高い問題なので、もっと気軽に若者が参加して、意見や質問が言えるような交流会を企画した方が良いと考えています。
たぶん、今年中に大野町で交流会を開催出来るように動きだすと思います。

④子ども園ワッフル無料配布
毎年1月から3月の間に大野町のすべてのこども園に対して、地元で採れた苺を使用した、「大野ストロベリーサンドワッフル」をアレルギーの無い園児たち全員に配ってきました。
あと、先生方にも配っているので、大体600~800個くらい?の数を配っています。
今年で8年目かな? 結構続けてきました。
最小限の人数でお店を運営しており、正直無料配布をやるだけの肉体的、精神的余裕がなくなってきているのが、現実です。
子どもたちや先生方が喜んでくださっているのは、重々分かっているので、なんとか続けたいという想いではあるのですが、現実を突き破ってすべての園の園長先生とやりとりをして、配布日・数量・搬入時間などを決めるやりとりをして、通常業務+100個近い数を配達する。 今の私に出来るのだろうかと不安になります。
また、それを押し切るだけのモチベーションがあるのか、地域の方は貰えるのが当たり前だと捉えていないか?など、色々と思うところはあります。
子ども園、小中学校の統廃合に向けて動いている大野町。 これまであった当たり前が崩れていく中、子育て世帯が安心して大野町で生活ができ、地域との繋がりを感じる場を少しでも多く持つことは、決して無駄なことではないと思います。これを主導する組織がどこにあるのか。私は役場の担当課を中心に、各民間団体を通じて、住民一人一人が主体的に動いてこその地域だと思います。
この無料配布について言えば、私個人の問題だけになっています。 おそらく、大野町の人口が暫時減少していく課題がこのような場面に詰まっていると感じます。

⑤材料費高騰と値上げについて
昨年末から2月にかけて、また値上げの書類が大量に届くようになりました。
ミスベティー的に一番キツイのは、生鮮食品の値上げです。つまり 卵やバナナ、苺ですね。
毎回、手が空けば、原材料マスタの更新作業をしているのですが、半年ごとに100円ずつ値上げしている物もあり、コロナ前の仕入れ価格の倍になっている物もあります。
ワッフルの提供価格はコロナ禍に現在の価格に設定したっきり、ここ数年は変えていませんでした。
人件費の削除や無駄な車両、省エネ機械の導入などで、経費を落として対応してきました。
しかし、生鮮食品の価格が目に見えて高くなっている昨今、ついにミスベティーも値上げせざるを得ない状況になりました。
品数が多く、取引先も多いミスベティーの値上げはそれはもう、一大プロジェクトになります。
一月かけて準備をして、やっと間に合うかどうか。
3月1日からの価格変更を目指して準備を進めています。

詳細決まりましたら、お知らせ、コラムでご報告します。