106枚目 夏休み期間中のフードバンク活動
みなさんこんにちは。
ミスベティー代表の白川です。
今回は、フードバンク活動について書いていきたいと思います。
今年の夏は一言で言えば「何も出来ていない」です。
夏休みに入り、給食が無くなるので、食糧支援の要望が一気に高まるのですが、8月上旬まで物資が入ってこず、なにも配れていない状況が続きました。
昨年だと、夏休みこども支援という名目で、たしか厚生労働省から予算が出て、お子さんがいる支援家庭に十分な量の物資をお届けすることが出来ていました。
今年は、こども家庭庁に移行した関係で遅れているようで、9月上旬頃に似たような補助が出るようです。
正直、夏休み終わってから予算がついても間に合っていませんよーって言いたいですが、なんだかんだお気持ちのある企業や個人からのご寄付で特に必要とされるご家庭には物資が届けられたと信じています。
ミスベティーとしては、余ったワッフルを冷凍させておき、一定数量ストックが貯まったら、大野町内を優先して配って頂いています。
状況を見て、フードバンク本部の個別配達にも入れて貰えるように調整をします。
物価高で、生活費の負担が増している状況、今年の春頃から緊急支援の要望が急増しており、その後も継続支援となっているそうです。
昨年1年分の支援件数を7月で並ぶほどに、困窮状態の方が増え、フードバンクに助けを求めています。
どんどんフードバンクに対する社会的需要は増していますが、運営メンバーの数は変わっていませんし、活動資金は個人の寄付による物がほとんで、倉庫の場所代や電気代で消えてしまいます。
物価高の影響は、ボランティアメンバーにも降りかかっています。 無給の個配活動もガソリン代がかかりますから、今までの様に何度も気軽に運べるだけの余裕がなくなっていきます。
頼まれて活動している訳でもありませんし、お金をもらっている訳でもないので、出来なくなったらやめれば良いだけだと思うのですが、上述したように、ここまで社会需要が高まってくると、もはや社会インフラの一部になりつつあります。
行政職員とうまく繋がることができず、フードバンクメンバーに色々とご相談して下さる方も多いそうです。
色々な窓口があり、色々な繋がりがあって、みんなで支援できる状況が望ましいと思いますので、せっかく出来た繋がりを断ち切ることなく、フードバンクぎふの活動が持続的な状況になることを望んでいます。
っと、望んでいるだけでは何も改善しないので、同じく望んでいる人たちの気持ちを行動に起こしてもらえるように、とある企画を進行中です。
夏休みも終わり、お店も一段落しているので、現在はその企画をどんどん進めています。
以前コラム92枚目でも記載した、「イベントを企画する」というやつですね。
案内用のチラシが完成したら、コラムで詳しく説明していきたいと思います。