130枚目 関ケ原中学校での授業を終えて
みなさんこんにちは。
ミスベティー代表の白川です。
2月のワッフル感謝祭も大変好評でした。
前回の反省を踏まえ、しっかり朝一から準備していましたので、大きく欠品することなく、ちょうどよい感じで閉店時間を迎えることが出来ました。
お越しくださった、たくさんのお客様に感謝申し上げます。
気軽にワッフルを選べるワクワクやドキドキがこちらにも伝わり、月に1度の企画ですが、やってよかったなって感じています。
来月は3月26日 火曜日開催となります。 ぜひお越しください。
さて
つい先日、2年間続いた関ケ原中学校での総合的な学習の時間の授業が終了しました。
地産地消や特産品開発の経験と社会学の知識を踏まえて、関ケ原中学校1年生に向けて、地域研究の授業をさせて頂きました。
そもそも、なぜ関ケ原中学校で授業することになったのか、については、コラム49枚目をご覧ください。
町外のお店がいきなり来て、地域研究の授業を始め、その結果特産品開発に繋げていくという、かなり無茶なプロセスで始まった一連のプロジェクトですが、結論から見ると、大成功だったと思います。
プロジェクトが始まる前は、学校 地域住民 役場 地域もりあげ隊など、それぞれの立場ごとに地域が分かれており、連携をするという雰囲気ではなかったように感じています。
全く利害関係の無い、町外の人間が好き勝手動いたことで、連携の必要性が高まり、結果として以前よりも地域が一丸となった印象を持っています。
来年度以降は、私の手を離れ、①学校 ②役場 ③地域のお店が連携をして、子どもたちが考えた商品を地域のお店が商品開発をして、地域が盛り上がるようにプロデュースする流れになっています。
すでに今年の1年生たちは、私の目から見ても面白そうな、魅力的なプロジェクトを企画しています。
私が授業で繰り返し伝えてきたことは、「人と関わること」これだけを伝えて来ました。
特産品開発や地域が盛り上がるイベント、どれも地方創生にとって必要なことだと思いますが、一番根っこの部分には、地域住民が地域の活動に参加して、人との繋がりを持ち続けることが必要だと考えています。
町内会の神社清掃や、町歩きイベントなど、どんな事でも良いので、子どもたちが積極的に地域社会に参加できる地域は、コミュニケーションが生まれる良い地域だと思います。
地域活性化、地方創生は、身近な人と関わることから始めよう。と伝えてきました。
最後に、来年度の企画を生徒たちが発表してくれましたが、どの企画にも地域と外から来た人とが関われる取り組みが盛り込まれていました。
観光客が地域住民と関わらず、商業施設を巡って帰ってしまう現在の観光政策に疑問を持ち、地域と関われる仕組みを地元に住む中学生が考え行動する地域。
授業の枠を超えて、夏休みに自由研究で企画を実現すると約束してくれた生徒もいました。
主体的に地域に関わる、頼もしい存在が関ヶ原では育っています。
そんな生徒たちの育成に微力ながら関われたことは、私の人生の宝物になりました。
貴重な機会を与えて下さった、関係者の方々 お子さんの教育を任せて下さった保護者の方々 そして難しい授業に最後までついて来てくれた生徒たちに感謝を申し上げます。
2年間ありがとうございました。
秋の関ヶ原まつりは、せっかくなので関係性を続けるためにも出店継続予定です。
見かけた際は声をかけて下さい。